2014.08.27ブログ
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アンケート実施に必要なテクニックとは?

卒業論文を執筆する際、アンケートを利用する学生は少なくありません。この時実施したアンケートはオリジナルデータとなり、後の論文作成において非常に重要な部分を占めます。そのため、論文等に使用されるアンケートを実施する際には相応のテクニックが必要となります。

ここでは卒業論文に取り組む学生に向けたアンケートの作成方法、テクニックをご紹介します。

 

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卒業論文用のアンケートをとる目的

the-purpose-of-the-questionnaire卒業論文用のアンケートは、仮説を証明するための根拠を得る手段であるといえます。そのためアンケート実施において意識しなければいけないことは、アンケートの回答から結論を導き出すという流れではありません。最初に結論を想定し、それが正しいことを示す手段としてアンケートを利用しているという点です。そのため、アンケートを作る際には仮説から逆をたどるために必要な質問を割り出す感覚で取り組みます。

例として、「10代はスポーツをする頻度が高い」という仮説を立てた場合のアンケート調査について考えてみましょう。この仮説は年代に関わる仮説になるため、アンケートは年代別に集計し、比較することが基本となります。そして質問項目として「どのくらいのペースでスポーツをしますか?」や「どのくらいの時間をスポーツに費やしますか?」といったスポーツの実施量に関する質問を用意します。

さらに、「自由な時間があったら、したいことは何ですか?」という質問や「スポーツにかける費用はどのくらいですか?」と行った質問が仮説の説明に肉付けするための材料となります。

 

依頼文の作成方法

how-to-create-a-request-textアンケートを実施する際には、回答者に気持ち良く協力してもらうためにも、調査票だけでなく依頼文も添付するのが一般的です。依頼文に記載すべき基本的な内容は調査主題に関わらず共通していることが多いため、予めテンプレートを作成しておくと効率的でしょう。

まず、調査主体について個人名だけでなく所属や身分を明記します。これが記載されていない依頼文では、回答者が警戒して個人情報を明かす回答に躊躇してしまう恐れがあります。

また、研究の背景と目的、調査対象者およびサンプリング方法等を記載することで、調査の主題に対する回答者の理解が深まり的確な回答へとつながります。さらに個人情報保護に対する取り組みを明らかにし、回答者の安心を得ることも必要となります。その他、調査方法、期間や問い合わせ先などの必要事項を記載することで依頼文が完成します。

本題となるアンケート調査票は、通常、回答者の属性に関する質問群と調査主題についての質問群の2部構成となっています。前者はフェイスシートと呼ばれ、年齢、性別、職業、家族構成といった回答者の個人情報を把握するためのもので、これによりクロス集計等を用いた深い考察が可能となります。フェイスシートはアンケートを複数回実施する際に備えてテンプレート化しておくと、再度作成する際に役立ちます。

 

質問項目の作成方法

how-to-create-questions調査主題についての質問群は、調査の目的である仮説を証明できるかどうかに直接関わる重要な部分です。最終目標の仮説から質問項目を作成すべきことは前述の通りですが、その際、各質問はシンプルで分かりやすいものにしましょう。逆に、注意すべき基本的なポイントは次のようなものです。

まず、アンケートを無効にしないためにも、回答者の思考を誘導するような表現をしないことです。このようなアンケートをもとに論文を完成させたところでその結論には疑義が残ります。

そして、曖昧な表現を使用しないことも大切です。例えば「身近な人」というキーワードを見ると、それを家族ととらえる人もいれば、家族でも疎遠であれば含めない人、さらに親戚、友達、職場、近所の人間関係を含める人など、回答者によってその範囲は異なり、各々が独断で回答すると質問の統一性が保たれません。

表現に関しても、回答者が知らない専門用語や理解できない難しい表現は適しません。回答者が質問を正しくつかめない状態では、回答の精度の低下につながります。

 

また、1つの質問の中に2つ以上の要素を入れないことも大切です。例えば「ラフティングやキャニオニングといったリバースポーツを知っていますか?」という質問に「はい」か「いいえ」の2択では、両方を知っている回答者は「はい」、両方を知らない回答者は「いいえ」ですが、どちらか1つのみを知っている人の回答は正確に反映されません。

回答者が混乱するような項目を作成してしまうと、仮説の証明ができないという形でダメージを被るのは質問者です。そのことを意識して、十分な検討を重ねてアンケート作成に取り組むことが成功の秘訣となります。

 

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おわりに

私達は生活の中で様々なアンケートに接する機会があります。それにならえばアンケートの作成がそれほど難しくないようにも思えます。確かに調査の目的によっては、それでこと足りるケースも多いのですが、卒業論文のようにアカデミックな調査において使えるアンケートを作成するには、ここまで述べてきたように相当のテクニックが必要です。

アンケート調査には労力と時間、お金、そして調査に協力してもらえる人が必要です。無駄なアンケートをとってしまうことのないよう、注意すべきポイントをしっかり抑えて実施に移しましょう。

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